文献

J-GLOBAL ID：201002261563557380   整理番号：10A0334051

TiO₂/CNTs複合ナノ材料の構造調査

Structural Investigations of Hybrid TiO₂/CNTs Nanomaterials

著者 (5件)： LIN Kuan-Nan (Tatung Univ., Taipei, TWN) ,  LIOU Wei-Jen (Tatung Univ., Taipei, TWN) ,  LIN Hong-Ming (Tatung Univ., Taipei, TWN) ,  YANG Tsung-Yeh (Academia Sinica, Taipei, TWN) ,  LIN Chung-Kwei (Feng Chia Univ., Taichung, TWN)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 10  号： 5  ページ： 3155-3161  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： TiO₂とCNTs(カーボンナノチューブ)の複合ナノ材料と,純粋なTiO₂ナノ材料をゾルゲル法で作製した。600~1000°Cのポスト熱処理を行い,電界放射型走査電子顕微鏡法,透過電子顕微鏡法,X線回折および,シンクロトロンX線吸収分光法で構造特性化した。純粋なTiO₂ナノ材料では800°Cの熱処理後で,アナターゼからルチルへの相転移を観測したが,複合ナノ材料ではアナターゼ相のみが観測され,CNTsがルチルへの転移を抑制することが分かった。600°Cの複合ナノ材料は,TiO₂ナノ粒子の連続膜で被覆したCNTs微細構造であったが,1000°Cでは,TiO₂ナノ粒子が個別に付着した構造であった。複合ナノ材料は,純粋なTiO₂ナノ材料と比較して異なった電気的特性を示した。

シソーラス用語： *酸化チタン ,  *炭素繊維 ,  *ナノ複合材料 ,  *熱処理 ,  電子顕微鏡観察 ,  X線回折 ,  電界放出顕微鏡 ,  シンクロトロン放射 ,  X線吸収分光法 ,  *相転移
準シソーラス用語： *カーボンナノファイバ ,  ゾルゲル

分類 (2件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  固相転移  (BL04020G)

タイトルに関連する用語 (3件)： TiO2 ,  ナノ材料 ,  調査