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J-GLOBAL ID：201002261570628357   整理番号：10A1003392

イランの水不足緩和のための雨水利用可能性

Rainwater harvesting potentials for drought mitigation in Iran

著者 (2件)： TABATABAEE J. (Khorasan Agriculture and Natural Resource Res. Center, IRN) ,  HAN M. Y. (Seoul National Univ., Seoul, KOR)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 62  号： 4  ページ： 816-821  発行年： 2010年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 半乾燥地帯のイランの水不足対策に雨水利用(RWH)システムを用いるために,食料生産への雨水利用,道路と屋根領域での雨水採水とRWHシステム設計パラメータの特定についての研究を行った。3つのRWHシステムの評価を2年間行った。第1は,5000m²の農地にプラスチックシートで覆い,500m³の貯水池を作り,コムギ栽培の灌漑用水に用いて2倍の収量が得られた。第2は,アスファルト道路と駐車場からの雨水を1200m³の貯水池に雨期に貯水し,乾期に900本の果樹の灌漑用水に十分に利用できた。第3は40m²の屋根から3m³プラスチックタンクに採水し,屋内衛生設備に利用し,降雨量と使用量が均衡することを示した。これらの実験結果は,頻繁に発生する水不足対策にRWHが有効であることを示した。

シソーラス用語： *水不足 ,  水資源 ,  資源開発 ,  イラン・イスラム共和国 ,  *利用 ,  灌漑用水 ,  コムギ ,  貯水池 ,  舗装道路 ,  駐車場 ,  果樹 ,  建築衛生設備 ,  屋根 ,  *半乾燥地帯
準シソーラス用語： *雨水利用 ,  水資源開発

分類 (1件)： 水利用,その他  (RC11030Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： イラン ,  水不足 ,  緩和 ,  雨水 ,  利用可能性