抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ISO増感による画質低下と画質を数量的に示す指標について考察した。ISO倍の異なる画像の画質を分析し,高画質を維持できるISO増感の限界を調べた結果,ISO増感の視覚的限界を示す特徴量を見出した。以前に開発した画像分析システム(画像閲覧用アプリケーション,スペクトル解析用システム,データ分析)を応用した。実験の結果,画素間の微分量が顕著に変化を示すことが明らかになった。この結果,得られた指標を用いることで,目視による画像評価における感覚的な部分を数量化し,ISO増感に伴う画質の変化を客観的に測定できるようになった。実験から,基準ISO値が100の場合は概略16倍増感が違和感なく目視できる限界であり,また,平均的に隣り合う画素間でRGB成分の変化量が2以上になると,画質劣化を知覚できることが判明した。