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J-GLOBAL ID:201002261695644672   整理番号:10A0389239

酵母Saccharomyces cerevisiaeにおけるグルココルチコイド受容体リン酸化の部位特異的及び用量依存性効果

Site-specific and dose-dependent effects of glucocorticoid receptor phosphorylation in yeast Saccharomyces cerevisiae
著者 (10件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 457-465  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: C0103B  ISSN: 0039-128X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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グルココルチコイド受容体(GR)がSaccharomyces cerevisiaeで発現される場合,GRシグナル伝達及び転写調節は効果的に再現されている。本報告では,in vitro GRリン酸化パターン,リン酸化事象のホルモン依存性及び相互依存性は酵母及び哺乳類細胞で類似することを証明した。S246におけるGRリン酸化はS224及びS232リン酸化に対して阻害作用を示し,酵母と哺乳類細胞間のホルモン相互依存性を調節する分子機構の保存を示唆した。GRリン酸化の影響を評価するため,変異したGR誘導体T171A,S224A,S232A,S246Aを過剰発現させ,それらの転写活性を分析した。これらのGR誘導体をS.cerevisiaeで過剰発現させた場合,著しいホルモン誘導性転写を示した。GRリン酸化及び蛋白質量の依存性を分析するための受容体蛋白質レベルの密接な調節を可能にする誘導メチオニン発現系を確立した。この系を用いて,GR S246A変異は試験したGR濃度の全般にわたって活性が増加することが見られた。S224A及びS246A変異体の活性はGR蛋白質レベルのほとんど非依存的であるのに対し,野生型,T171A及びS232A仲介転写はGR蛋白質レベルの低下とともに減退した。本結果から,特異的残基におけるGRリン酸化は部位選択的に転写機能に影響を及ぼし,これらの作用はGR用量と直接関連することを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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細胞膜の受容体  ,  遺伝子発現  ,  微生物生理一般 
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