文献

J-GLOBAL ID：201002261698068672   整理番号：10A1049314

南極における自然VLF波動の地上と衛星の同時観測:ホイスラモード波の下降電離層透過の事例研究

Simultaneous ground-based and satellite observations of natural VLF waves in Antarctica: A case study of downward ionospheric penetration of whistler-mode waves

著者 (7件)： OZAKI M. (Kanazawa Univ., Kakuma-machi, Kanazawa 920-1192, JPN) ,  YAGITANI S. (Kanazawa Univ., Kakuma-machi, Kanazawa 920-1192, JPN) ,  NAGANO I. (Kanazawa Univ., Kakuma-machi, Kanazawa 920-1192, JPN) ,  KASAHARA Y. (Kanazawa Univ., Kakuma-machi, Kanazawa 920-1192, JPN) ,  YAMAGISHI H. (National Inst. of Polar Res., Tachikawa, Tokyo 190-8518, JPN) ,  SATO N. (National Inst. of Polar Res., Tachikawa, Tokyo 190-8518, JPN) ,  KADOKURA A. (National Inst. of Polar Res., Tachikawa, Tokyo 190-8518, JPN)
資料名： Polar Science  (Polar Science)
巻： 4  号： 3  ページ： 431-441  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： W2215A  ISSN： 1873-9652  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： VLF(数百Hz~17.8kHz)ホイスラモードの下降電離層透過特性を調べるために,南極の地上観測所と日本あけぼの衛星の両方を使って自然VLF波動の同時観測(2006年)を行った。地上と衛星観測で,両者は似たVLF波動の興味あるイベントを得た。この研究では,地上-衛星同時観測に基づいてフルウェーブ解析を用いて理論的に下降ホイスラモード波動伝搬を計算した。事例研究として,2006年3月15日の昼側コーラスイベントに対して観測波動の法線角はおよそ140-160度であった。理論計算では,電離層透過のための波動の法線角は155.6度で,その角度幅は約2度となった。さらに,電離層透過による波動エネルギー減衰は,観測値の17-19dBに一致して理論計算では20.4dBと推定された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 南極 ,  *ホイスラ波 ,  *VLF波 ,  電離層 ,  *電磁波透過 ,  電離層伝搬 ,  観測 ,  エネルギー損失 ,  全波解析
準シソーラス用語： コーラス ,  衛星観測 ,  地上観測 ,  同時観測

分類 (1件)： VLF放射  (DC04070K)

タイトルに関連する用語 (10件)： 南極 ,  VLF ,  波動 ,  地上 ,  衛星 ,  同時観測 ,  下降 ,  電離層 ,  透過 ,  研究