抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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天然乾燥アカマツ平角材の含水率管理基準の開発を目的とし,乾燥期間と乾燥状況の関係を把握するため,天然乾燥を実施して6ケ月~2年間経過した平角材から木口材片を採取し,細割して含水率分布の測定を行った。その結果,天然乾燥期間6ケ月では,含水率の平均は20.5%となり,その分布は15-27%の範囲で18%と22%に2ケ所のピークを持つ形となった。また,乾燥期間1,2年のものは平均17.3%となり,13-23%の範囲で16-18%にピークを持つ分布を示し,乾燥期間の長期化により,分布範囲が狭くなり,含水率15%に収束する傾向となった。今回の実験で,含水率の観点から品質管理を行うのであれば,含水率20%以下となる乾燥期間1年以上が基準として挙げられるが,今後は寸法安定の観点からの検討が必要となる。(著者抄録)