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J-GLOBAL ID：201002261718198799   整理番号：10A0003210

マイクロ流体デバイスの水性二相系による細胞分離

Cell separation by an aqueous two-phase system in a microfluidic device

著者 (7件)： TSUKAMOTO Masatoshi (Japan Advanced Inst. Sci. and Technol.(JAIST), Ishikawa, JPN) ,  TAIRA Shu (Japan Advanced Inst. Sci. and Technol.(JAIST), Ishikawa, JPN) ,  YAMAMURA Shohei (Advanced Industrial Sci. and Technol., Kagawa, JPN) ,  MORITA Yasutaka (Kinki Univ., Fukuoka, JPN) ,  NAGATANI Naoki (Okayama Univ. Sci., Okayama, JPN) ,  TAKAMURA Yuzuru (Japan Advanced Inst. Sci. and Technol.(JAIST), Ishikawa, JPN) ,  TAMIYA Eiichi (Graduate School of Engineering, Osaka, JPN)
資料名： Analyst  (Analyst)
巻： 134  号： 10  ページ： 1994-1998  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： A0392A  ISSN： 0003-2654  CODEN： ANALAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マイクロ流体デバイスの水性二相系(ATPS)による細胞分離を研究した。ATPSにはポリ(エチレングリコール)(PEG)及びデキストラン(Dex)溶液を用い,溶液流速は相互に独立した2μL/minとした。マイクロ流体デバイスに疎水性及び親水性ポリスチレンビーズを導入すると疎水性ビーズはDex層に,親水性ビーズは二相間界面に移動することが分かった。生細胞Jurkat細胞及び赤血球は効率的にPEG及びDex層に移動した。全血細胞をチップに挿入すると赤血球はDex層に移動したが白血球は層外に留まるので,赤血球から白血球を分離することができた。提案アプローチは細胞ベースの臨床,法医学及び環境分析に有用なものと考察した。

シソーラス用語： *流体素子 ,  チャネル ,  ポリエチレンオキシド ,  デキストラン ,  流速 ,  多相 ,  Jurkat細胞 ,  赤血球 ,  白血球 ,  分離効率 ,  ポリスチレン ,  *臨床検査 ,  *細胞分画法 ,  チップ ,  マイクロ流体デバイス
準シソーラス用語： ポリエチレングリコール ,  二相系

分類 (3件)： 分析機器  (CC02020S) ,  生体物質一般  (EB02010G) ,  化学検査  (GC02020W)

タイトルに関連する用語 (3件)： マイクロ流体デバイス ,  水性二相系 ,  細胞分離