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J-GLOBAL ID:201002261738545827   整理番号:10A0213255

最小/最大基質濃度に基づいた懸濁増殖ショートカット生物学的窒素除去(SSBNR)の運転

Operation of suspended-growth shortcut biological nitrogen removal (SSBNR) based on the minimum/maximum substrate concentration
著者 (5件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 1419-1428  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,懸濁増殖ショートカット生物学的窒素除去(SSBNR)における適切なスタートアップ条件の特定および安定な流出水総アンモニウム態窒素(TAN)低濃度達成に,最小/最大基質濃度(MSC値)概念を適用した。MSC概念による計算は,溶存酸素2mg/LおよびpH8の運転条件で,SDmaxすなわちアンモニウム酸化細菌(AOB)が脱落するTAN濃度は450mg TAN/L前後で,亜硝酸酸化細菌(NOB)が40mgTAN/L前後で脱落することを示唆した。したがって,実験的研究をSSBNRの最適TAN濃度範囲50~100mg/Lに集中して実施した。実験結果は450mg/L以上の初期TAN濃度による硝酸化リアクタがうまく開始しないことを示した。しかし,リアクタのTAN濃度を95mg/Lに減少した2日間の飢餓は反応を迅速に安定化して,安定SSBNRは80mgTAN/Lで持続して98%亜硝酸塩をリアクタに蓄積した。安定なSSBNRにおいて,脱窒素の亜硝酸塩態窒素当たりの化学的酸素要求量比(ΔCOD/ΔNO2-N)は1.94gCOD/gNで,硝酸塩脱窒素における55%前後であった。クローンライブラリーによって,Nitrosomonasが総細胞の14%を占めて,NitrobacterおよびNitrospiraの総数は2%検出カットオフ以下で,NOBがSSBNRで脱落することを確認した。流入アンモニウム負荷を倍にしたスパイキング試験において,リアクタのTAN濃度をAOBの脱落に導き,負荷が低減するまで持続した。従って,負荷増加に注意して,システムがAOBの脱落範囲を超えないように制御する必要があった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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その他の廃水処理・処分  ,  微生物の生態 
タイトルに関連する用語 (5件):
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