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J-GLOBAL ID：201002261745053204   整理番号：10A0486098

低温領域におけるドロノキのあて材におけるセルロース結晶の熱膨張挙動に関するシンクロトロンX線繊維回折研究

Synchrotron X-ray fiber diffraction study on the thermal expansion behavior of cellulose crystals in tension wood of Japanese poplar in the low-temperature region

著者 (4件)： HIDAKA Hitomi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KIM Ung-Jin (Kyung Hee Univ., Gyeonggi-do, KOR) ,  WADA Masahisa (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  WADA Masahisa (Kyung Hee Univ., Gyeonggi-do, KOR)
資料名： Holzforschung  (Holzforschung)
巻： 64  号： 2  ページ： 167-171  発行年： 2010年 
JST資料番号： C0119A  ISSN： 0018-3830  CODEN： HOLZAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 広葉樹のあて材部のセルロースは結晶サイズと純度が高く,セルロース結晶の熱膨張挙動の研究に適している。ドロノキ(Populus maximowiczii)のあて材から採取したセルロース結晶について100-300KにおいてシンクロトロンX線回折測定を行い,(110),(200)及び(004)面間隔の温度依存性を求めた。それらはいずれも温度に対して直線的に増加した。これらから求めた3軸方向異方性を示した。これらの値はHoriらが報告した値(Cellulose:Vol.12,479-484,2005)に比べて低かったが,その差は測定温度の違い(本報の方が低い)によると推測した。一方本報ではシンクロトロン放射X線を用いることによって測定精度が向上した。

シソーラス用語： 木材 ,  広葉樹材 ,  ハコヤナギ属 ,  *セルロース ,  *高分子結晶 ,  *熱膨張係数 ,  温度依存性 ,  依存性 ,  シンクロトロン放射 ,  *X線回折 ,  面間隔 ,  異方性 ,  測定精度
準シソーラス用語： Populus maximowiczii ,  *あて材 ,  シンクロトロン放射光 ,  方向依存性

分類 (3件)： 多糖類  (CF10054P) ,  木材の性質・構造  (FF05020Z) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

タイトルに関連する用語 (12件)： 低温 ,  ドロノキ ,  あて材 ,  セルロース ,  結晶 ,  熱膨張 ,  挙動 ,  シンクロトロン ,  X線 ,  繊維 ,  回折 ,  研究