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J-GLOBAL ID:201002261755644111   整理番号:10A1095777

ヒト免疫不全ウイルス1型のVpu蛋白質の膜ラフトとの結合はウイルス遊離の促進と相関する

Membrane raft association of the Vpu protein of human immunodeficiency virus type 1 correlates with enhanced virus release
著者 (4件):
資料名:
巻: 408  号:ページ: 89-102  発行年: 2010年12月05日 
JST資料番号: H0793A  ISSN: 0042-6822  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒト免疫不全ウイルス1型(HIV-1)のVpu蛋白質は特定の型の細胞からのウイルス遊離を促進することがわかっている。この機能を達成するために,Vpuは骨髄ストロマ細胞抗原2(BST-2)/tetherinという制限因子と相互作用する。今回,筆者らはVpu蛋白質が脂質あるいは膜ラフトとして知られるミクロドメインと相互作用するかを検討した。その結果,Vpuは単独であるいはサル-ヒト免疫不全ウイルス(SHIV)感染状況で発現すると界面活性剤耐性膜(DRM)分画に一部が分配されることを示唆した。ラフトへの分画能は亜型BおよびC Vpu蛋白質両者で観察された。コレステロールを低下させるロバスタチン/M-β-シクロデキストリンの使用およびコパッチング試験よりVpuは膜のコレステロールに富む領域に検出されることを確認した。最後に,Vpuのラフト結合欠損性の膜変異体はウイルス遊離促進機能は損なわれるが,CD4ダウンレギュレート能は保持することを示すデータを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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ウイルスの生化学 
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