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J-GLOBAL ID：201002261773640980   整理番号：10A0558030

RpS3翻訳は自身のmRNAとの相互作用により抑制される

RpS3 Translation Is Repressed by Interaction with Its Own MRNA

著者 (8件)： KIM Hag Dong (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Tae-Sung (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  JOO Yoo Jin (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  SHIN Hyun-Seock (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Sang-Hwa (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  JANG Chang-Young (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Cheol Eui (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Joon (Korea Univ., Seoul, KOR)
資料名： Journal of Cellular Biochemistry  (Journal of Cellular Biochemistry)
巻： 110  号： 2  ページ： 294-303  発行年： 2010年05月15日 
JST資料番号： D0326B  ISSN： 0730-2312  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大部分のリボソーム蛋白質S3(RpS3)プールはリボソームに存在するのに対し,一部は遊離型で細胞質に存在する。異所性に発現したRpS3と共免疫沈降したRNAのRT-PCRにより,RpS3蛋白質は多様なRNA-内在性rpS3,18S rRNAと相互作用することを観察した。S3-C末端ドメインはKHドメインに依存しないrpS3の主要なmRNA結合ドメインであることを明らかにした。この相互作用はリボソーム分画よりも細胞質分画で生じており,in vitro翻訳による自身のmRNA翻訳阻害に関与していた。さらに,Flag標識rpS3を293T細胞に一過性にトランスフェクトすると,内在性rpS3量は転写に関わらず次第に低下した。これらの結果より,遊離のrpS3はフィードバック機構により自身の翻訳を調節することを示唆した。

シソーラス用語： *翻訳【遺伝】 ,  *リボソームタンパク質 ,  *遺伝的調節 ,  結合部位 ,  mRNA ,  分子間相互作用 ,  タンパク質核酸複合体 ,  欠失突然変異
準シソーラス用語： リボソーム蛋白質S3 ,  蛋白質相互作用

分類 (1件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 翻訳 ,  自身 ,  mRNA ,  相互作用