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J-GLOBAL ID:201002261850346900   整理番号:10A1155353

電子ドナー添加物の存在下でのCyanex301を含む硫酸塩媒体からのニッケルの抽出

Nickel extraction from sulfate media with Cyanex 301 in the presence of electron donor additives
著者 (5件):
資料名:
巻: 105  号: 1-2  ページ: 82-88  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: A0931B  ISSN: 0304-386X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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電子ドナー添加物(L)の存在下でのノナンで希釈したビス(2,4,4-トリメチルペンチル)ジチオホスフィン酸(HR)(Cyanex301)を含む硫酸塩溶液からのニッケル(II)抽出に関するデータを示す。広く産業で使用されているよく知られた抽剤および改質剤,トリオクチルアミン(TOA),トリアルキルアミン(TAA),酸化トリオクチルホスフィン(TOPO),酸化トリアルキルホスフィン(TAPO),トリブチルリン酸塩(TBP)およびn-オクタノール,を添加剤として用いた。ノナン中のニッケル含有抽出物(NiR2)と種々の電子ドナー添加物の間の相互作用を電子分光法を用いて調べた。n-オクタノールおよびTBPは,初期ニッケル錯体の平面四配位中における無変化の結果として有機相中のNiR2と相互作用することが無く,一方,TOPO,TOAおよびTAAはニッケルジチオホスフィン酸塩との混合錯体を形成する。NiR2と有機アミン混合体について,八面体配位を有する三元錯体の組成が[NiR2・2TOA]あるいは[NiR2・2TAA]であることを見出した。有機相への添加物の導入はニッケル抽出における減少の原因となる。抽出の低下の度合いは,TAA>TOPO,TAPO≫TBP≫n-オクタノールの順である。HRおよびLの間の相互作用に起因する抽出活性における減少は,HR中での混合ニッケル錯体および有機相中でのTOPO(TAPO)およびTAA(TOA)混合物の形成に関わらず,添加物の存在するビス(2,4,4-トリメチルペンチル)ジチオホスフィン酸でのニッケル抽出の際の決定要因である。Cyanex301およびTAAの混合物に基づく最も効果的な系を,酸化したニッケル鉱石の浸出液を含む硫酸塩媒体からのニッケル抽出のために提案した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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鉱石浸出法 
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