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J-GLOBAL ID:201002261854534174   整理番号:10A0898336

低密度のp-tert-ブチルカリックス[4]アレーン結晶の簡単モデルにおける空洞間拡散のエネルギー論

Energetics of Intercavity Diffusion in a Simple Model of a Low-Density p-tert-Butylcalix[4]arene Crystal
著者 (3件):
資料名:
巻: 132  号: 32  ページ: 10996-10997  発行年: 2010年08月18日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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β0型相互配向p-tert-ブチルカリックス[4]アレーン(TBC4)多形体(見かけ非多孔質)による小さい気体分子の予想外吸収機構の問題点に関して,その格子空孔からなる隣接ホスト空洞間のゲスト分子(CO2,CH4)通過における平均力のポテンシャル(PMFs;反応座標方向の運動(拡散)の自由エネルギー)を計算した。格子空孔の構造的統合をそれぞれの結晶学的サイトへの両ホストの結合(結合不在の二量体は固有自己包接構造への崩れ型)で規定した。PMF反応座標は,ゲストの質量中心と(ゲストが最初に結合する)ホストの低位周縁フェノール炭素4個の質量中心間の距離で示される。TBC4結合二量体と反応するCO2ゲストのPMFs(298Kの弱結合,100Kの強結合,固定ホスト)曲線から,エントロピー変化,任意結合強度のホスト空洞障壁高さ評価への影響および強い束縛モデル系(100K),CO2直角回転によるエネルギー減少,ホスト分子のC4軸基準の主軸配置などを見出した。ホストの運動上の束縛により空洞間ポテンシャル障壁のトポロジーは変わらない。拡散に対する障壁は十分に高く,この結晶内の格子空孔は拡大体積よりも独立ホスト空洞として特性づけられる。さらに,計算した障壁高さはホスト二分子層の横滑りを含む見かけ非多孔質有機固体中の気体拡散の”リレー”モデルと一致した。tert-ブチル基回転の気体輸送障壁への影響に言及した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子間相互作用  ,  三環以上の炭素橋かけ多環化合物  ,  芳香族化合物の結晶構造  ,  固体中の拡散一般 

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