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J-GLOBAL ID：201002261867227173   整理番号：10A0929123

膜接触器におけるCO₂捕捉のためのアミノ酸-塩-ベース複合吸収剤

Amino Acid-Salt-Based Complex Absorbents for CO₂ Capture in a Membrane Contactor

著者 (5件)： LU Jian-Gang (Nanjing Univ. Information Sci. and Technol., Nanjing, CHN) ,  ZHANG Hui (Nanjing Univ. Information Sci. and Technol., Nanjing, CHN) ,  JI Yan (Nanjing Univ. Information Sci. and Technol., Nanjing, CHN) ,  FAN Fan (Nanjing Univ. Information Sci. and Technol., Nanjing, CHN) ,  LIU Cong (Nanjing Univ. Information Sci. and Technol., Nanjing, CHN)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 24  号： July/Aug  ページ： 4617-4626  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二酸化炭素の放出が地球温暖化の主要原因であることが理解されている一方,膜ガス吸着技術が新たな二酸化炭素除去技術として関心を集めてきた。リン酸塩或はホウ酸塩を活性試薬として水溶液グリシンに添加しアミノ酸複合吸収剤を調製した。この吸収剤による二酸化炭素捕捉を中空繊維膜接触器に対して理論的及び実験的に解析した。数学モデルを開発し,この膜接触器に対する物質移動をシミュレートした。吸収剤とガス二酸化炭素濃度が,物質移動フラックスと二酸化炭素捕捉効率に与える影響を解析した。この吸収剤の表面張力と膜接触器の運転安定性も吟味し,活性化度を同定した。このモデル結果を実験データに依って検証した。物質移動フラックスはガス二酸化炭素濃度と共にほぼ直線的に増加した。表面張力データはこの膜が膜細孔をぬらすことが出来ないことを示した。フラックスは長い運転中にも基本的に一定であり,この吸収剤が二酸化炭素補足に有望なことを示した。

シソーラス用語： 膜脂質 ,  *膜分離 ,  *二酸化炭素 ,  アミノ酸 ,  *吸収剤 ,  *ガス回収 ,  減少 ,  *製品開発 ,  製品品質 ,  予測モデル ,  モデル ,  モデリング ,  *接触器 ,  プロセス開発 ,  リン酸塩 ,  ホウ酸塩 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  *二酸化炭素回収
準シソーラス用語： 二酸化炭素削減 ,  *二酸化炭素捕捉 ,  *品質評価 ,  プロセスモデル

分類 (3件)： 排ガス処理法  (SC04020W) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  膜分離  (XD02120Z)

物質索引 (1件)： グリシン

タイトルに関連する用語 (5件)： 膜接触器 ,  CO2捕捉 ,  アミノ酸 ,  塩 ,  吸収剤