抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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山梨県で平成14年度から実施している自動車騒音測定を概説した後,救急車のサイレンや改造車両の爆音など道路交通騒音以外の騒音(除外音)を統計的手法を用いて除外する方法を紹介した。処理方法は実測時間を1分ごとに細分化し,毎正時から1時間の1分値60個についてGrubbsの検定を行い,除去すべきと考えられる音を棄却する方法である。病院に面した道路における平成20年度までの結果を検討した結果,この病院に入る緊急車両の音を棄却でき十分に実用性があることを示した。また,短所として,昼間は狭い範囲に値が集中するため僅かなレベル上昇で棄却される一方,夜間は範囲が広がり緊急車両音が棄却されない可能性があることを示した。