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J-GLOBAL ID:201002261943439347   整理番号:10A0329994

SDD17デサチュラーゼは哺乳類細胞でアラキドン酸をエイコサペンタエン酸に変換する

SDD17 desaturase can convert arachidonic acid to eicosapentaenoic acid in mammalian cells
著者 (3件):
資料名:
巻: 394  号:ページ: 158-162  発行年: 2010年03月26日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Saprolegnia diclinaのsdd17遺伝子を用いた,哺乳類細胞におけるω-3脂肪酸量の増加の可能性を,この研究で検討した。sdd17遺伝子のヌクレオチド配列を,最適化し,pSDD17-IRES-GFPプラスミドを,電気穿孔法によりマウス3T3線維芽細胞に導入し,その後の異種発現を,脂肪酸分析により評価した。GFP共発現評価およびRT-PCR分析は,sdd17が哺乳類細胞で非常に多く発現することを示した。基質としてアラキドン酸を(20:4 n - 6)を加えた,形質転換細胞の総細胞脂肪酸分析は,sdd17発現が,対照と比べ,エイコサペンタエン酸(20:5 n - 3)の82~155% (p <0.05)の増加を生じることを示した。この発現は,アラキドン酸/(エイコサペンタエン酸+ドコサペンタエン酸+ドコサヘキサエン酸)比を,対照の約4:1からsdd17形質転換細胞での1.5:1に低下もした(p <0.05)。この研究は,EPAリッチカビの外部sdd17遺伝子が,高い効率で発現し,哺乳類細胞でω-3脂肪酸量の増加を生じることを示した。また,動物形質転換でこの遺伝子応用の可能性の基礎も提供する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物の生化学  ,  酵素一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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