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J-GLOBAL ID:201002261996808220   整理番号:10A0832904

地域大気質モデルの動的評価:エミッションにより誘起されるオゾンの週サイクルの評価

Dynamic evaluation of a regional air quality model: Assessing the emissions-induced weekly ozone cycle
著者 (6件):
資料名:
巻: 44  号: 29  ページ: 3583-3596  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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来るべきエミッション規制政策からもたらされる汚染物質濃度の変化を大気質モデルを使用して予測する。規制政策に関連する状況における大気質モデルの信頼性を評価する必要性を認識して,「週末オゾン効果」について地域的多重スケール大気質(CMAQ)モデルシステムの評価を行い,前駆体エミッションの週日から週末(WDWE)への減少によるオゾン濃度変化の観測値が正確にシミュレートされているかどうかを決定する。週末オゾン効果は動的評価の一つの独特な機会を提供しており,これは1970年代から持続している広範に記録されている現象である。アメリカ合衆国の多くの都市域において,週末にオゾン前駆体(酸化窒素(NOX)及び揮発性有機化合物(VOC))のエミッションが劇的に減少するのにも拘わらず,週日よりも週末に高いオゾン濃度が観測されている。しかしながら,より最近の測定によると,WDWEオゾン濃度差の空間的な広がりあるいは減少にシフトが示唆されている。米国北東部における過去18年間(1988~2005)のオゾンと気温の観測値とモデル結果を用いて,週末効果における長期的傾向と,この傾向の解釈を複雑にしている可能性のある交絡因子とを再調査して,CMAQが観測された週末効果の時間的特長を再現できるかどうかを調べた。オゾンの週サイクルの振幅はこの研究の地域では18年の期間に減少しているが,週末-週日(WEWD)オゾン振幅の年年変動は極めて大きい。気象における年年変動がオゾンのWEWD差,ならびにVOCとNOXエミッションにおけるWEWD差に影響しているようである。この大きな年年変動のため,数日間継続する一回のエピソード,あるいは所与の年における幾つかのエピソードを使用するモデル戦略によっては長期間存在しているWEWDシグナルを捕捉することは出来ないであろう。CMAQモデルは日中のオゾン濃度の絶対値を予測するスキルを示した。しかしながら,早朝NOX濃度は過小推定され,オゾンレベルは過大推定された。また,エミッションのWEWD差へのオゾン応答のモデル結果は観測された値よりも幾分小さいものであった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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研究開発  ,  大気汚染一般  ,  気圏環境汚染 

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