文献

J-GLOBAL ID：201002262001323978   整理番号：10A0813692

センサ類の長期保存のための胞子中のパッケージング検出細胞: 生物医学的および環境分析のための手段

Packaging Sensing Cells in Spores for Long-Term Preservation of Sensors: A Tool for Biomedical and Environmental Analysis

著者 (4件)： DATE Amol (Univ. Kentucky, Kentucky) ,  PASINI Patrizia (Univ. Kentucky, Kentucky) ,  SANGAL Abhishek (Univ. Kentucky, Kentucky) ,  DAUNERT Sylvia (Univ. Kentucky, Kentucky)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 82  号： 14  ページ： 6098-6103  発行年： 2010年07月15日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物医学および環境試料中のターゲット検体の分析のための胞子をベースにした検出系を提案した。試料マトリックスの存在で胞子が発芽し,測定可能な検体への応答を生じる細胞の成育に要する最低時間は約2hrであった。淡水および血清中のヒ素の検出には,プラスミドpMUTinT3で形質転換したBacillus subtilis種を用いて検出限界1×10^-7Mを得た。血清中の亜鉛の検出系にはプラスミドpSD202で形質転換したBacillus megaterium細胞を用いて検出限界1×10^-6Mを得た。血清試料の蛍光信号は血清中の蛋白質によって増強されると推測した。本法を健常者血清実試料中の亜鉛に応用して,ICP-MSによる測定値に良く一致した12~16μMの値を得た。本法の測定に要する時間は,胞子の発芽から検体の検出まで2.5hrで,操作も容易でマイクロフルイディックなどの携帯器具として使用できる。

シソーラス用語： プラスミド ,  形質転換 ,  枯草菌 ,  巨大菌 ,  *蛍光分析 ,  検出限界 ,  *亜鉛 ,  *ヒ素 ,  胞子 ,  細胞増殖 ,  マトリックス効果 ,  *血清中濃度 ,  淡水 ,  環境試料 ,  バイオセンサ ,  貯蔵安定性
準シソーラス用語： 血清Zn

分類 (2件)： バイオアッセイ  (EA03060N) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (7件)： 長期 ,  保存 ,  胞子 ,  パッケージング ,  細胞 ,  生物医学 ,  環境分析