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J-GLOBAL ID:201002262005810253   整理番号:10A0061029

レーザ誘起ブレークダウン分光法における局所熱力学平衡: McWhirter基準を超えて

Local Thermodynamic Equilibrium in Laser-Induced Breakdown Spectroscopy: Beyond the McWhirter criterion
著者 (8件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 86-95  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: B0793A  ISSN: 0584-8547  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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レーザ誘起ブレークダウン分光(LIBS)法において局所熱力学平衡(LTE)の存在は,基本的なプラズマパラメータと被検種濃度を関係付ける理論的なBoltzmann-Maxwell式及びSaha-Eggert式の有意義な応用のために必須の条件である。プラズマ診断に関する文献に報告された最もよく知られた基準,そしてプラズマ中にLTEが存在することを証明するものとしてよく参照される基準はMcWhirter基準[R.W.P.McWhirter,in:Eds. R.H.Huddlestone,S.L.Leonard,Plasma Diagnostic Techniques,Academic Press,New York,1965,pp.201-264]である。しかしいくつかの論文で指摘されているように,この基準はLTEを証明する必要条件であるが十分条件ではないことが知られている。ここで報告する考察は,熱力学平衡の概念に内在する理論的解析とMcWhirter基準の導出について概観し,例えば固体ターゲット上でレーザパルスにより生成されるような過渡的な非均一プラズマへのその適用について論評することを意図している。緩和時間と拡散係数を含む理論的表現について具体例を示した。また,LTEに必要な最小電子数密度のMcWhirter式を用いた計算による肯定的結果の補強に用いることが可能な,空間分解測定及び時間分解測定を含む種々の実験手法に関する考察も示した。これらの手法はLTEが存在することのより完全なアセスメントを可能にし,従ってより良好な定量的結果が可能になることを論じた。レーザ誘起プラズマ中でのLTEの存在を評価するために単にMcWhirter基準を使用することは止めるべきであることが示唆される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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