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J-GLOBAL ID：201002262014034258   整理番号：10A0850762

UV誘導性TA光生成物:二本鎖DNAにおける生成と加水分解

UV-Induced TA Photoproducts: Formation and Hydrolysis in Double-Stranded DNA

著者 (7件)： ASGATAY Saadia (Univ. de Reims Champagne Ardenne, Reims, FRA) ,  MARTINEZ Agathe (UFR des Sci. Exactes et Naturelles, Reims, FRA) ,  COANTIC-CASTEX Stephanie (Univ. de Reims Champagne Ardenne, Reims, FRA) ,  HARAKAT Dominique (UFR des Sci. Exactes et Naturelles, Reims, FRA) ,  PHILIPPE Coralie (UJF, Grenoble, FRA) ,  DOUKI Thierry (UJF, Grenoble, FRA) ,  CLIVIO Pascale (Univ. de Reims Champagne Ardenne, Reims, FRA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 132  号： 30  ページ： 10260-10261  発行年： 2010年08月04日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文はDNAのピリミジンプリン部位(TA部位)のUV誘導性光生成物に関する。即ちTA部位はチミンとアデニンの間で形成されるTA光生成物である1,3-ジアザシクロオクタトリエン誘導体(1)をジヌクレオチドレベル(1b)において分離しX線結晶解析で構造決定した。さらに1aを室温水溶液で処理すると,ジアザオクタトリエン環が開裂した水和化合物(2)が生成し,これもジヌクレオチドレベル(2b)で明らかにした。DNAをUV-Cに曝露すると1bが即生成され,2bは検知されず照射DNAを静置すると徐々に生成される。さらに二本鎖DNAに照射した場合のみに検知される構造未決定のTA光生成物の存在を認めた。

シソーラス用語： *紫外線 ,  *DNA【核酸】 ,  *反応生成物 ,  ピリミジン塩基 ,  プリン塩基 ,  紫外線照射 ,  窒素複素環化合物 ,  ウレア化合物 ,  ヒドロキシ化合物
準シソーラス用語： *UV-C ,  *光生成物 ,  *二本鎖DNA

分類 (2件)： 核酸一般  (EB04010U) ,  環境因子の生物影響一般  (EE04010D)

物質索引 (3件)： アデニン ,  チミン ,  [(1α)-10-アミノ-11α-メチル-12,14-ジオキソ-3,5,7,9,13,15-ヘキサアザトリシクロ[9.4.0.0^2,6]ペンタデカン-2(6),3,7,9-テトラエン-5,15-ジイル]ビス[(テトラヒドロ-4α-ヒドロキシフラン-2β,5β-ジイル)メチレンオキシ](ヒドロキシ)ホスフィンオキシド

タイトルに関連する用語 (4件)： Ta ,  光生成物 ,  二本鎖DNA ,  加水分解