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J-GLOBAL ID：201002262051392202   整理番号：10A0519041

カチオンナノ粒子へのポリエチレンオキシド及びポリビニルピロリドンの吸着の熱量分析研究

Calorimetric Study of the Adsorption of Poly(ethylene oxide) and Poly(vinyl pyrrolidone) onto Cationic Nanoparticles

著者 (4件)： MCFARLANE Naa Larteokor (Univ. Delaware, Delaware) ,  WAGNER Norman J. (Univ. Delaware, Delaware) ,  KALER Eric W. (Stony Brook Univ., New York) ,  LYNCH Matthew L. (Procter & Gamble Co., Ohio)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 26  号： 9  ページ： 6262-6267  発行年： 2010年05月04日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水又は緩衝溶液中に懸濁させたカチオンナノ粒子(コロイドシリカ)へのポリエチレンオキシド(PEO)とポリビニルピロリドン(PVP)の吸着を等温滴定熱量測定(ITC)で調べた。ITCはナノ粒子-高分子溶液の安定性の消失に及ぼす高分子の型と添加緩衝溶液の影響についての情報を与える。PEOについて,水及び緩衝溶液中での弱いセグメント吸着エネルギー(0.2k_BT)は水分枯渇相分離と符合する。水中のPVPについては,セグメント吸着エネルギーは1.6k_BTで,架橋フロック化の現象を支持するが,緩衝溶液中でのセグメント吸着エネルギー0.7k_BTは水分枯渇相分離と符合する。緩衝溶液中では多層吸着が観察され,添加緩衝剤との高分子-ナノ粒子錯体の流体力学的サイズの増加の証拠を与える。ITCと吸着等温線とを組合せて平衡定数から吸着エントロピーを計算した。

シソーラス用語： 熱量測定 ,  *ポリエチレンオキシド ,  *ポリビニルピロリドン ,  *吸着 ,  吸着等温式 ,  エントロピー ,  カチオン ,  吸着平衡 ,  平衡定数 ,  緩衝液 ,  *吸着エネルギー ,  フロキュレーション ,  流体力学的半径 ,  相分離 ,  二酸化ケイ素
準シソーラス用語： シリカ ,  吸着等温線 ,  コロイドシリカ ,  フロック形成

分類 (3件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  分子間相互作用  (BH07020P) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

タイトルに関連する用語 (7件)： カチオン ,  ナノ粒子 ,  ポリエチレンオキシド ,  ポリビニルピロリドン ,  吸着 ,  熱量分析 ,  研究