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J-GLOBAL ID:201002262095126275   整理番号:10A0862088

四重極質量分析におけるhEGFのフラグメンテーションとヒト血漿へのその定量的応用

An investigation into fragmentation of hEGF in triple quadrupole mass spectrometry and its quantitative application to human plasma
著者 (4件):
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巻: 295  号: 1-2  ページ: 7-12  発行年: 2010年07月15日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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今日,バイオマーカー及び治療薬としてのペプチドの使用が高まりつつある。高度に特異的かつ高信頼度の方法が提供される中で,液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析結合法(LC/MS/MS)は,ペプチドの定量に対してかなりの影響力を示している。しかしながら研究室において開発された応用のほとんどが,毛管液体クロマトグラフィー,ナノスプレイインタフェース及び臨床前と臨床時の検査室において共通しては見られない,イオントラップ又は別タイプの質量分析計に依存してきた。三段四重極質量分析計は,それらが臨床前及び臨床実験室において増加しつつある共通ツールであるという事実にもかかわらず,ペプチドの定量分析に対してはほとんど検討されていない。しかしながら,豊富に形成される構造的に特殊なインモニウムイオンのデモンストレーションの中で,高感度のペプチド分析が報告されてきた。従って著者らは最近,インモニウムイオンの使用が,鎖内ジスルフィド結合をもつオリゴペプチド類の定量分析に対して強力な経路を提供する可能性を提案した。本報告の中で,ペプチド定量に向けてのLC/MS/MSにおけるこれらイオンの可能性を,ポリペプチド,すなわちヒト上皮細胞成長因子(hEGF)を用いてさらに明らかにした。hEGFは本研究室において先に研究したオリゴペプチド類よりも非常に大きく,またより複雑である。ここでは,実験と理論計算を共に実行した。その結果は,少なくともそれらの内部ループの中の一つが結合開裂に対して敏感であることを条件に,鎖内ジスルフィド結合をもつポリペプチドがフラグメンテーションの効率を増大し,かつ生成したインモニウムイオンの数を高めることを示唆した。さらに,LC/MS/MSにおけるインモニウム生成物イオンの活用を,ヒト血漿中のhEGFの定量に対して実証した。そして,優れた線形性と精度を実現した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  有機物質の物理分析一般 

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