文献

J-GLOBAL ID：201002262118699723   整理番号：10A0448141

ホスホペプチド濃縮のためのナノキャスト金属酸化物ミクロスフェアを用いるHeLa細胞のホスホプロテオーム精査

Probing the Phosphoproteome of HeLa Cells Using Nanocast Metal Oxide Microspheres for Phosphopeptide Enrichment

著者 (11件)： LEITNER Alexander (Univ. Vienna, Vienna, AUT) ,  STURM Martin (Univ. Vienna, Vienna, AUT) ,  HUDECZ Otto (IMP-Res. Inst. of Molecular Pathology, Vienna, AUT) ,  HUDECZ Otto (IMBA-Inst. for Molecular Biotechnology, Vienna, AUT) ,  MAZANEK Michael (IMP-Res. Inst. of Molecular Pathology, Vienna, AUT) ,  MAZANEK Michael (IMBA-Inst. for Molecular Biotechnology, Vienna, AUT) ,  SMATT Jan-Henrik (Abo Akademi Univ., Turku, FIN) ,  LINDEN Mika (Abo Akademi Univ., Turku, FIN) ,  LINDNER Wolfgang (Univ. Vienna, Vienna, AUT) ,  MECHTLER Karl (IMP-Res. Inst. of Molecular Pathology, Vienna, AUT) ,  MECHTLER Karl (IMBA-Inst. for Molecular Biotechnology, Vienna, AUT)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 82  号： 7  ページ： 2726-2733  発行年： 2010年04月01日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノキャスト法によって調製した金属酸化物アフィニティー材料としての二酸化スズ及び二酸化チタン微小球体を用いて,HeLa細胞のホスホプロテオーム分析した。線形イオントラップFourier変換イオンサイクロトロン共鳴装置にナノフローLC-MS/MSを併用することによって,二酸化スズ材料を用いたときホスホペプチド619種を同定することができ,また自家調製二酸化チタンを用いたとき,ホスホペプチド896種を同定することができた。ここに開発した材料と市販二酸化チタン材料を比較した結果,両材料によって得られるホスホペプチド数は同程度であるが,データセット2つの間の重複は1/3以下であることが明らかになった。二酸化スズを用いる場合の同定可能なペプチド数は少ないが,この材料を用いた場合の同定可能なホスホペプチド数は140を越え,二酸化スズベース金属酸化物アフィニティークロマトグラフィーを補完するものと考察した。

シソーラス用語： *ペプチド ,  *HeLa細胞 ,  *アフィニティークロマトグラフィー ,  *LC-MS分析 ,  予備濃縮 ,  充填剤 ,  酸化スズ ,  酸化チタン ,  ミクロスフェア ,  比表面積 ,  細孔径 ,  プロテオーム ,  リンタンパク質 ,  イオントラップ質量分析 ,  イオンサイクロトロン共鳴 ,  タンデム質量分析 ,  定性分析 ,  相補性 ,  FT-ICR質量分析
準シソーラス用語： ホスホプロテオーム ,  *ホスホペプチド ,  細孔容積 ,  二酸化スズ ,  二酸化チタン

分類 (4件)： ペプチド  (CF10080G) ,  細胞学一般  (EF01000A) ,  クロマトグラフィー,電気泳動  (CC01050S) ,  各種分析法一般  (CC08010X)

タイトルに関連する用語 (6件)： ホスホペプチド ,  濃縮 ,  金属酸化物 ,  ミクロスフェア ,  HeLa細胞 ,  ホスホプロテオーム