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J-GLOBAL ID：201002262166468288   整理番号：10A1067533

炭化水素系還元剤を用いた石膏の還元分解特性

著者 (3件)： 松田仁樹 (名古屋大) ,  三原直人 (三菱化学) ,  征矢勝秀 (新日鉄)
資料名： 硫酸と工業  (Sulphuric Acid and Industry)
巻： 63  号： 10  ページ： 143-150  発行年： 2010年10月15日 
JST資料番号： F0507A  ISSN： 0370-8047  CODEN： RYUSAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ポリエチレン及び水素を用いた石膏の還元分解実験を行い,硫酸カルシウム,硫化カルシウム,及び酸化カルシウムの選択生成特性を明らかにして,下記事項などについて解説した。1)本実験検討の背景と目的。2)ポリエチレン及び水素を用いた石膏の還元反応分解実験の概要,3)石膏のポリエチレンによる還元分解特性(ポリエチレン添加量と分解率との関係,など),4)石膏の水素による還元分解特性,a)硫酸カルシウムと水素の反応平衡,b)硫化カルシウム及び酸化カルシウムの生成量に対する反応温度,水素濃度,及び二酸化炭素濃度の関係,など。

シソーラス用語： 炭化水素 ,  還元剤 ,  *石膏 ,  還元性 ,  *反応 ,  *性質 ,  *分解物 ,  石膏ボード ,  脱硫反応 ,  *廃棄物処理 ,  カルシウム化合物 ,  硫化物 ,  酸化カルシウム ,  ポリエチレン ,  *選択性 ,  濃度依存性
準シソーラス用語： 還元特性 ,  *還元反応 ,  水素還元 ,  *分解性 ,  *分解生成物 ,  硫化カルシウム

分類 (3件)： 石膏,プラスタ  (YC05020J) ,  廃棄物処理  (YA01085W) ,  反応操作(単位反応)  (XE01040I)

引用文献 (19件)：

• 環境省, “廃石膏ボードのリサイクル推進に関する検討調査”(2002年12月).
• 脱硫石膏および石膏ボード廃棄物を用いた環境浄化剤の合成法の開発, 電力技術研究所報告, 研究報告: V05011, 2006.
• W. Q. Hull, F. Schon, H. Zirngibl, Ind. Eng. Chem., Vol.49, pp. 1204-1214, 1957.
• L. M. Diaz-Bossio, S. E. Squier, A. H. Pulsifer, Chem. Eng. Sci., Vol.40, pp. 319-324, 1985.
• T. D. Wheelock, D. R. Boylan, Ind. Eng. Chem., Vol.52, pp. 215-218, 1960.

タイトルに関連する用語 (5件)： 炭化水素系 ,  還元剤 ,  石膏 ,  還元 ,  分解特性