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J-GLOBAL ID:201002262170325076   整理番号:10A0580384

肺癌の診断に対する気管支ブラシングの細胞学的スクリーニングにてSurePath液に基づいたPap試験の臨床適用

Clinical application of the SurePath liquid-based Pap test in cytological screening of bronchial brushing for the diagnosis of lung cancer
著者 (5件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 53-60  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: T0921A  ISSN: 0920-9069  CODEN: CYTOER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肺癌を診断するため,気管支ブラシングで得たサンプルを用いて標本スライドの品質及び診断感度に関して従来法の試料摘出及び塗抹(CPS)法と,SurePath保存液に基づくPap試験(LPT)とを直接比較した。更に,肺癌の診断に対するLPTの使用を肺癌症例204例(扁平上皮癌104例,腺癌44例及び小細胞癌56例)から取得した各サンプルにて評価した。喀痰細胞学での評価に使用しているLPTのスライドは細胞単層の減少した領域,澄明なバックグランド及び鮮明に立体的に見える細胞の特徴を示した。両診断法で測定し,統計的に解析した結果,LPTはCPS法(57.8%)よりも肺癌の特に小細胞癌及び>2cm病変に対して有意に高い診断感度(71.6%)を示した。CPS法とLPTの組合せはCPS法単独と比べて腺癌(63.6%),中心病変(85.0%)及び>2cm病変(81.4%)の検出に対して高い診断感度を示した。以上から,LPTは広く適用できる有用で,容易に実施できる技術であり,肺癌の初期診断に適合した方法である。なお,診断感度はスライドの数を増すことで上昇することから,少なくとも4枚の使用が適しており,この方法の使用を勧める。
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分類 (5件):
分類
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細胞学一般  ,  生体の顕微鏡観察法  ,  基礎診断学  ,  呼吸器の基礎医学  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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