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J-GLOBAL ID：201002262202048347   整理番号：10A0502883

干ばつに誘導されるラッカセイ(Arachis hypogaea)苗の酸化傷害と抗酸化応答

Drought-induced oxidative damage and antioxidant responses in peanut (Arachis hypogaea L.) seedlings

著者 (8件)： CELIKKOL AKCAY U. (Middle East Technical Univ., Ankara, TUR) ,  CELIKKOL AKCAY U. (Suleyman Demirel Univ., Isparta, TUR) ,  ERCAN O. (Middle East Technical Univ., Ankara, TUR) ,  KAVAS M. (Middle East Technical Univ., Ankara, TUR) ,  YILDIZ L. (Middle East Technical Univ., Ankara, TUR) ,  YILMAZ C. (Middle East Technical Univ., Ankara, TUR) ,  OKTEM H. A. (Middle East Technical Univ., Ankara, TUR) ,  YUCEL M. (Middle East Technical Univ., Ankara, TUR)
資料名： Plant Growth Regulation  (Plant Growth Regulation)
巻： 61  号： 1  ページ： 21-28  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： D0134C  ISSN： 0167-6903  CODEN： PGRED3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ラッカセイの耐干性品種「Florispan」と感受性品種「Gazipasa」の16日齢苗に,弱い及び強い水分ストレス(浸透ポテンシャルが-0.4及び-0.8MPaのPEG-6000溶液)処理を実施し,酸化傷害と抗酸化応答などを比べた。その結果,強い水分ストレスでは,両品種は水欠乏を呈し,耐干性品種は組織に多量のプロリンを蓄積した。感受性品種は,弱い水分ストレスでは4抗酸化酵素の内の主にアスコルビン酸ペルオキシダーゼの活性が増加し,強い水分ストレスではこの酵素の活性だけが維持された。耐干性品種は,弱い水分ストレスでは抗酸化防御の役割をグルタチオンレダクターゼが果たしているようであったが,強い水分ストレスではこの役割をカタラーゼとアスコルビン酸ペルオキシダーゼが果たしているようであった。この後者の二つの酵素の活性とプロリン濃度は,耐干性を維持するための重要な機構であると考えられた。

シソーラス用語： *ナンキンマメ ,  苗 ,  干ばつ ,  *水分ストレス ,  酸化ストレス ,  耐干性 ,  *ペルオキシダーゼ ,  *カタラーゼ ,  グルタチオンレダクターゼ ,  生体防御 ,  品種差 ,  酵素 ,  脂質過酸化 ,  植物成長 ,  光合成 ,  過酸化水素 ,  光化学系II ,  アミノ酸 ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： *アスコルビン酸ペルオキシダーゼ ,  ラッカセイ ,  抗酸化酵素

分類 (3件)： 豆類  (FC03035U) ,  植物に対する影響  (EE04030Z) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

物質索引 (1件)： プロリン

タイトルに関連する用語 (7件)： 干ばつ ,  誘導 ,  ラッカセイ ,  Arachis ,  苗 ,  酸化傷害 ,  抗酸化応答