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J-GLOBAL ID:201002262266576983   整理番号:10A0760101

トランスジェニックタバコ(Nicotiana tabacum)において発現するライムギα-アミラーゼ阻害剤遺伝子のメキシコワタミゾウムシ(Anthonomus grandis)に対する殺虫活性調査

Investigation of insecticidal activity of rye α-amylase inhibitor gene expressed in transgenic tobacco (Nicotiana tabacum) toward cotton boll weevil (Anthonomus grandis)
著者 (14件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 39-44  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: C0793A  ISSN: 0048-3575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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無数のタンパク質性のα-アミラーゼ阻害剤が様々な植物種から分離同定されてきた。それらの中で,メキシコワタミゾウムシ(Anthonomus grandis)に対し生物的殺虫活性を示すα-アミラーゼ阻害性遺伝子を,ライムギ種子(Secale cereale)において見出した。ここでは,Agrobacterium tumefasciens法によって,フィトヘムアグルチニンプロモータの制御下で,本ライムギ阻害剤をタバコ(Nicotiana tabacum)で発現させた。αBIII-ライムギ遺伝子の存在と蛋白質の発現を,各々PCRとウェスタンブロット法によって確認された。免疫学的アッセイの結果,組換え体阻害剤はタバコのR0種子において,総蛋白質に対し0.1~0.28%の濃度範囲で発現した。14の独立した形質転換体の内,種子中に0.20~0.28%レベルで発現した5植物体では,in vitroアッセイの結果,メキシコワタミゾウムシのアミロース分解酵素を明確に阻害した。さらに,人工餌料とトランスジェニック種子粉との混合物によるバイオアッセイで,メキシコワタミゾウムシ1齢幼虫に対し74%の死亡率を示した。これらのデータから,ライムギ阻害剤はメキシコワタミゾウムシに対し抵抗性を増大するためのトランスジェニックワタの創成のためのバイオテクノロジーツールとして利用できること,αBIII-ライムギ遺伝子は,耐虫性を遅延する集積法のための有用な化合物と考えるべきことが示された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  生物的防除 

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