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J-GLOBAL ID：201002262266920609   整理番号：10A0794633

中米・カリブ諸国におけるマメ科牧草アラキス(Arachis pintoi)の活用事例(11)-パナマのCalabacito地区におけるブラキアリア(Brachiaria humidicola)+アラキスの間混作効果(6)-

著者 (1件)： 冨田健太郎 (宏大)
資料名： 畜産の研究  (Sustainable Livestock Production and Human Welfare)
巻： 64  号： 8  ページ： 851-859  発行年： 2010年08月01日 
JST資料番号： G0644A  ISSN： 0009-3874  CODEN： CKNKAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 土壌の肥沃性を評価するための化学分析の一環として,収着等温線による方法(Fox,Kamprathら1970)を検証した。土壌にはPやK,さらにはMn,Zn,Cuなどの微量元素を収着させる作用が存在する。PおよびKの多量要素の場合,ブラキアリア+アラキス間混作区で,抽出P,K量が,野草区やブラキアリア単播区より高かった。微量元素でも同じ傾向が認められ,野草のみの肥育は,多量元素のみならず微量元素の欠乏を引き起こす可能性がある。パナマでは森林伐採は現在も続いているが,植林事業も進められており,チークは既存牧草地における境界林としての活用が見込まれる。また,バイオエネルギーの視点や土壌の肥沃性の維持の面から,サトウキビの活用も考えたい。

シソーラス用語： *肉牛 ,  *土壌改良 ,  多量要素 ,  微量元素 ,  マメ科牧草 ,  *肥沃度 ,  *化学分析 ,  パナマ共和国 ,  イネ科 ,  収着 ,  間作 ,  混作
準シソーラス用語： Arachis pintoi ,  Brachiaria humidicola

分類 (2件)： 飼料作物,草地  (FC03050J) ,  土壌管理  (FB04070J)

タイトルに関連する用語 (9件)： 中米 ,  マメ科牧草 ,  Arachis ,  活用 ,  パナマ ,  地区 ,  ブラキアリア ,  Brachiaria ,  混作