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J-GLOBAL ID:201002262307911083   整理番号:10A0661563

小麦ふすまの乾燥分画は加工したふすま分画から製造したパンにおけるフェノール酸類のバイオアクセシビリティを増加する

Dry-fractionation of wheat bran increases the bioaccessibility of phenolic acids in breads made from processed bran fractions
著者 (7件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 1429-1438  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: D0633A  ISSN: 0963-9969  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究ではコムギふすまを多く含むパンのパラ-クマリン酸(pCA),シナピン酸(SA)及びフェルラ酸(FA)のバイオアクセシビリティを改善する方法としての超微粉砕及び静電気的分離を用いる可能性を評価した。ふすま分画は精白パン,全粒粉パン及び7種のふすまを多く含むパンを焼き,製造して用いた。PCA,SA及びFAのバイオアクセシビリティに及ぼすふすまの粒子サイズ及びパン成分の影響を動力学的なコンピュータ制御のin vitroでの胃腸管モデルを用いて検討した。バイオアクセシブルなフェノール酸類量は精白パンより全粒粉パン及びふすまを多く含むパンで高く,ふすまを多く含むパンにおけるふすま粒子が細かくなるほどバイオアクセシブルなフェノール酸類量が増加した。バイオアクセシブルなフェノール酸類をもっとも多量に認めたのは粉砕したふすまを静電気的に分離して得た2分画であった。遊離型及び共役型のフェノール酸のみがバイオアクセシブルであることが分かりSAの可溶性が高いことによりバイオアクセシビリティはFAより高かった。本研究は粒子サイズを細かくしたふすま分画を用いることまたは食品中のふすまの同じ分画のみを含めることで穀類主体製品の栄養価の増加を助けることを示唆していた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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粉製品  ,  食品の化学・栄養価 

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