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J-GLOBAL ID：201002262314266711   整理番号：10A0311741

Na⁺イオンとK⁺イオンの制御が可能な分子篩

A Controllable Molecular Sieve for Na⁺ and K⁺ Ions

著者 (6件)： GONG Xiaojing (Suzhou Inst. of Nano-tech and Nano-bionics, Chinese Acad. of Sci., Suzhou, CHN) ,  LI Jichen (Univ. Manchester, Manchester, GBR) ,  XU Ke (Suzhou Inst. of Nano-tech and Nano-bionics, Chinese Acad. of Sci., Suzhou, CHN) ,  WANG Jianfeng (Suzhou Inst. of Nano-tech and Nano-bionics, Chinese Acad. of Sci., Suzhou, CHN) ,  YANG Hui (Suzhou Inst. of Nano-tech and Nano-bionics, Chinese Acad. of Sci., Suzhou, CHN) ,  YANG Hui (Univ. Sci. and Technol. of China, Hefei, CHN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 132  号： 6  ページ： 1873-1877  発行年： 2010年02月17日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Na⁺とK⁺の認識と選択透過が可能な分子篩について,単層カーボンナノチューブ(SWNT)の内壁にカルボニル酸素を配列してその相違を利用する方式に着目し,モデル系の分子動力学シミュレーション(GROMACSプログラム)により検討した・SWNTのナノ通路内の束縛空間では,Na⁺とK⁺の水和構造(第一水和圏の水分子数:4~6(Na⁺),6~8(K⁺))が異なり,それに対応したカルボニル酸素原子の内壁での配置(8原子または16原子)の選択により,両イオンを選択的に透過・分離できる。ナノ通路内のカルボニル酸素の配置(三種類)とカチオン-配位水分子相互作用エネルギーとの関係などを計算で求め,両イオンに対する選択的が束縛空間内の水和構造で決まるものと判断した。

シソーラス用語： *カチオン ,  *ナトリウム化合物 ,  *金属イオン ,  *カリウム化合物 ,  *分子ふるい ,  透過 ,  単層カーボンナノチューブ ,  カルボニル基 ,  計算機シミュレーション ,  水和 ,  水分子 ,  配置 ,  束縛条件 ,  エネルギー
準シソーラス用語： *カリウムイオン ,  *ナトリウムイオン ,  相互作用エネルギー ,  分子動力学シミュレーション

分類 (3件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  化学平衡一般  (CB04010S)

タイトルに関連する用語 (2件)： イオン ,  分子篩