抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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固定化抗菌成分「Etak/イータック」の特徴および抗ウイルス機能加工技術を利用した繊維素材「CLEANSE/クレンゼ」の性能と今後の展望について述べた。固定化抗菌成分「Etak/イータック」(ウイルスが接触することにより不活化する機能を有する化合物で,急性経口毒性試験や変異原性試験,皮膚一次刺激性試験で安全性が高い),ウイルスの不活化メカニズムとその効果(エンベローブを有するウイルスが接触するとエンベローブを破壊する性能をもつ),抗ウイルス機能繊維加工技術「クレンゼ」(「イータック」の有する性質を利用し,抗ウイルス機能を損なわずに繊維表面に強力に固定化させる技術で家庭洗濯で50回まで機能を保持),抗ウイルス性試験(抗ウイルス加工技術の効果,新型インフルエンザウイルスを用いた抗ウイルス試験,ウイルス接種後のMDCK細胞の形態の変化)および今後の展望と応用分野(ユニフォーム,室内装飾布等)について詳述した。