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J-GLOBAL ID:201002262393901591   整理番号:10A1248233

レチノイン酸受容体(RAR)および甲状腺受容体に対する新規な細胞質アダプターはレチノイン酸非存在下におけるRARの脱レプレッサーとして機能する

A Novel Cytoplasmic Adaptor for Retinoic Acid Receptor (RAR) and Thyroid Receptor Functions as a Derepressor of RAR in the Absence of Retinoic Acid
著者 (3件):
資料名:
巻: 285  号: 44  ページ: 34269-34278  発行年: 2010年10月29日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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他のほとんどの哺乳類細胞とは異なってレチノイン酸(RA)処理によりRARが核移行するSertoli細胞を用いて,酵母ツーハイブリッド法によるRAR結合蛋白質の同定を試みた。RARおよび甲状腺受容体(TR)に対する細胞質アダプター1(CART1)を新規なRAR結合蛋白質として同定した。切断変異体を用いた解析から,CART1のC末端CoRNRボックスがRARおよびTRのNCoR結合領域との結合に必要であることが分かった。この結合はプルダウン解析によるin vitroの解析および免疫沈降法によるin vivoでの解析の双方においても確認できた。RARとCART1を共発現すると,RA非存在下では共に細胞質に局在するのに対し,RA存在下ではRARが核にCART1は細胞質に局在した。C末端領域を除去したCART1を共発現すると,RAの有無とは関係なく,RARは核に局在していた。CART1の過剰発現はリガンドを結合していないapoRARの転写抑制活性を阻害した。CART1はレチノイン酸非存在下におけるRARのレプレッサーとしての機能を解除する誘導因子の役割を担う新規なRAR結合性細胞質アダプターであると結論付けた。
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分類 (1件):
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細胞膜の受容体 

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