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J-GLOBAL ID：201002262447351126   整理番号：10A0617150

磁束スイッチング永久磁石機のフーリエ解析によるモデル化

Modeling of Flux Switching Permanent Magnet Machines With Fourier Analysis

著者 (5件)： GYSEN Bart L.J. (Eindhoven Univ. Technol., Eindhoven, NLD) ,  ILHAN Esin (Eindhoven Univ. Technol., Eindhoven, NLD) ,  MEESSEN Koen J. (Eindhoven Univ. Technol., Eindhoven, NLD) ,  PAULIDES Johannes J.H. (Eindhoven Univ. Technol., Eindhoven, NLD) ,  LOMONOVA Elena A. (Eindhoven Univ. Technol., Eindhoven, NLD)
資料名： IEEE Transactions on Magnetics  (IEEE Transactions on Magnetics)
巻： 46  号： 6  ページ： 1499-1502  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： A0339B  ISSN： 0018-9464  CODEN： IEMGAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 磁束スイッチング永久磁石機(FSPMM)は高いトルク密度と高速回転が要求される場面に最適であるが,二重突極構造を持ち,さらに非線形性が大きいため,磁界分布や出力トルクに対するモデル化が難しい。これまでFSPMMの解析モデル作成法としては,磁気等価回路(MEC)法が唯一の手法であるが,MEC法は離散化精度が粗いため,回転子運動の検討やパラメータ解析を行うときは,複雑な調整が必要となる。この問題を解決する手法として,周期的構造を部分分けしてフーリエ解析法を適用する手法を提案した。これは,Maxwellの方程式を磁気ベクトルポテンシャルについて解き,境界値問題とする手法で,出力トルクをMaxwellの応力テンソル法によって解析的に解くことができる。本手法による結果を二次元有限要素法と比較し,よく一致することを確認した。また,本手法はパラメータ変動の影響がMEC法より大幅に小さい。本手法では,非線形挙動は取扱えないが,有限要素法やMEC法と組合わせて空間マッピングや設計アルゴリズムに有効に適用することができる。

シソーラス用語： 磁束 ,  スイッチング ,  *PMモータ ,  Fourier解析 ,  解析モデル ,  Maxwell方程式 ,  ベクトルポテンシャル ,  境界値問題 ,  トルク ,  応力テンソル ,  有限要素法

分類 (1件)： 電動機  (NB07030U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 磁束スイッチング ,  永久磁石機 ,  フーリエ解析 ,  モデル化