抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文は,建物内の日射の制御という観点から,エレクトロクロミック(EC)窓の性能を評価するために行った,実験及び計算機解析の結果を紹介する。1枚がEC装置,もう1枚が透明ガラスから成る,EC二重ガラスユニット(EC-DGU)を備えた小試験室で研究を行った。全日射透過率制御,屋内気温制御,及び日射熱取得制御に関する装置の性能を,夏季の実際の天空条件の下で,時間,試験室の方位,切り替え戦略(静的及び動的)の関数として検討した。実験及び数値分析の双方の結果から,試験室に影響を与える,透明フロートガラスに対して正規化した熱負荷削減率は,EC-DGUの透過率が最小となるよう設定された時に最大となり,西向きの時は50%,南向きの時は60%になる事が解った。後者の時は,EC-DGUが動的モード(31%)で運転された時には,削減熱負荷が,反射性低放射率ガラスのそれと同等となった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.