抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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少子・高齢化下での食料消費を展望する。過去のデータから品目ごとの消費に及ぼす世帯主の出生年の影響と加齢の影響(加齢効果),時代の影響(時代効果),消費支出・価格の影響の状況を明らかにして将来の支出額の試算を行う。食料支出全体に占める世帯主年齢階級別の支出割合(2005年~2025年)は,60歳以上が増加傾向および50歳代と40歳代は減少傾向を示し,単身世帯が増加および2人以上世帯は増加から横ばい傾向を示す。単身世帯の60歳以上の支出割合は一貫して増加し,50歳代の2人以上世帯では減少傾向を示す。殆どの品目が60歳以上の世帯支出割合で増加し特に果物,魚介類等が増加し,外食,飲料,肉類等が減少する。