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J-GLOBAL ID:201002262575694770   整理番号:10A0769571

sn-2選択性で2-モノアシルグリセロールを生成するホスファターゼ活性を示すグリセロール-3-リン酸アシルトランスフェラーゼの独特なタイプ

A distinct type of glycerol-3-phosphate acyltransferase with sn-2 preference and phosphatase activity producing 2-monoacylglycerol
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資料名:
巻: 107  号: 26  ページ: 12040-12045  発行年: 2010年06月29日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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グリセロ脂質構築の第一段階はグリセロール-3-リン酸(G3P)のアシル化である。クチン生合成に必要なシロイヌナズナのアシルトランスフェラーゼGPAT4及びGPAT6がG3Pのsn-2部位で優先的にアシル基をエステル化することを示した。両酵素にはホスファターゼドメインがあり,主産物としてLPAよりむしろsn-2モノアシルグリセロール(2-MAG)をもたらした。この二機能性活性はこれまでいかなる生物体でも報告されてない。クチン合成中間体としての2-MAGの役割を考察した。GPAT5もsn-2アシル化選択性を示すが,ホスファターゼ活性はなく,主産物は2-アシル-LPAである。植物GPATはsn-1アシル化より多くの反応を触媒する。GPAT4-6に近い相同体は動物,菌類,微生物ではなく陸生植物に存在する。この独特なアシルトランスフェラーゼは細胞外グリセロ脂質重合体の進化と植物の陸環境への適合に関与するだろう。クチンとスベリンの生合成的構築への洞察を提供した。
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  酵素一般 

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