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J-GLOBAL ID：201002262585284936   整理番号：10A1033343

pH感受性ナノバルブによるメソポーラスシリカナノ粒子からin vitroでの自律的抗がん剤放出

Autonomous in Vitro Anticancer Drug Release from Mesoporous Silica Nanoparticles by pH-Sensitive Nanovalves

著者 (8件)： MENG Huan (Univ. California, California) ,  XUE Min (Univ. California, California) ,  XIA Tian (Univ. California, California) ,  ZHAO Yan-Li (Northwestern Univ., Illinois) ,  TAMANOI Fuyuhiko (Univ. California, California) ,  STODDART J. Fraser (Northwestern Univ., Illinois) ,  ZINK Jeffrey I. (Univ. California, California) ,  NEL Andre E. (Univ. California, California)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 132  号： 36  ページ： 12690-12697  発行年： 2010年09月15日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞への薬物搬送体として機能するpH感受性ナノバルブ機械化メソポーラスシリカナノ粒子(MSNP)を実証する。最適pKaを有するN-メチルベンズイミダゾール茎は,pH7.4でβ-CD環と強く結合し,色素および薬物分子の捕捉能を有するナノバルフを賦与する。pH<6への脱プロトン化は,β-CDキャップの解離を誘発し,カルゴ分子を放出する。シリカ表面内部を修飾することで,陽荷電したドキソルビシン(DOX)分子の放出速度を上昇した。ヘキスト色素およびDOX荷重ナノ粒子は,THP-1およびKB-31細胞の酸性化したエンドソーム区画へ効率的に取り込まれた。LAMP-1陽性エンドソーム区画内からDOXの放出は,KB-31細胞のアポトーシスに至った。ナノバルブにより機械化されたpH感受性MSNPの開発は化学療法薬に対する薬物搬送の効果および安全性を改善する。

シソーラス用語： 感受性 ,  pH【水素イオン指数】 ,  弁 ,  カーボンナノチューブ ,  ナノ構造 ,  多孔質体 ,  細孔構造 ,  *ナノ粒子 ,  *抗腫瘍薬 ,  アポトーシス ,  アミノ糖 ,  キノン ,  配糖体 ,  多価フェノール ,  デオキシ糖 ,  ピラノシド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  二酸化ケイ素
準シソーラス用語： シリカ ,  pH感受性 ,  ナノバルブ ,  メソポーラスシリカ

分類 (1件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

物質索引 (1件)： ドキソルビシン

タイトルに関連する用語 (5件)： pH感受性 ,  ナノバルブ ,  メソポーラスシリカナノ粒子 ,  抗がん剤 ,  放出