抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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札幌市交通局電気課では,札幌市地下鉄3路線の電力設備,信号通信設備及び駅務機器の維持管理業務を行っているが,電力設備の更新状況とPCB機器の対応状況について,その一端を紹介した。地下鉄電力設備の更新時期は,他局社の実績も参考にし,機器の老朽化,保守部品の供給状況等を考慮して決定している。南北線開業時に導入した電力設備については,変圧器やシリコン整流器に絶縁油として,PCB(ポリ塩化ビフェニル)が使用されているため,早期に更新し,保管・処理する必要があることから,一部の機器を除き,30~35年を目処に変電所,電気室単位で,一括して機器更新を進めてきた。撤去した機器は,PCB保管庫に順次保管し,172台を一時保管している。平成21年度から,室蘭市にある日本環境安全事業(株)の処理場でこれらPCB機器の処理を始め,10月に小型変圧器10台を処理した。平成24年度までの4年間で,稼働中の機器(8台)を含め,すべてのPCB使用機器の処理を終える予定である。