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J-GLOBAL ID：201002262649134682   整理番号：10A0759847

リチウム電池向けのイミダゾリウム系イオン液体電解質

An imidazolium based ionic liquid electrolyte for lithium batteries

著者 (4件)： KIM Jae-kwang (Dep. of Applied Physics, Chalmers Univ. of Technol., 412 96 Goeteborg, SWE) ,  MATIC Aleksandar (Dep. of Applied Physics, Chalmers Univ. of Technol., 412 96 Goeteborg, SWE) ,  AHN Jou-hyeon (Dep. of Chemical & Biological Engineering and Engineering Res. Inst., Gyeongsang National Univ., 900, Gajwa-dong ...) ,  JACOBSSON Per (Dep. of Applied Physics, Chalmers Univ. of Technol., 412 96 Goeteborg, SWE)
資料名： Journal of Power Sources  (Journal of Power Sources)
巻： 195  号： 22  ページ： 7639-7643  発行年： 2010年11月15日 
JST資料番号： B0703B  ISSN： 0378-7753  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リチウムビス(トリフルオロメチルスルフォニル)イミド(LiTFSI)と1:1のモル比で錯化した3-メチル-1-イミダゾリウムビス(トリフルオロメチルスルホニル)イミド(PMIMTFSI)のイオン液体に基づくリチウム電池の電解質を研究した。この電解質は室温で高いイオン伝導性(~1.2×10^-3Scm^-1)を示す。検討したすべての温度領域で,イオン伝導性はLiTFSIで錯化したN-ブチル-N-メチルピロリジニウムビス(トリフルオリメタンスルホニル)イミド(Py14TFSI)に基づく類似電解質よりも一桁以上高く,ここでは基準として用いる。ラマンの結果はTFSIに配位したリチウムの程度がPMIMTFSIに基づく電解質中で僅かに低く,よってLi⁺充電キャリアーはPy14TFIに基づく電解質中よりも高くなければならない。イオン液体ゲル電解質膜は電解液中で電気紡糸したP(VdF-HFP)からなる繊維状の相互に完全に交錯した膜を浸漬して得られた。ゲル電解質はLi/イオン液体ポリマー電解質/Liのセルで15日間以上サイクル稼動させ,Li/LiFePO₄電池で良好な界面安定性と50サイクル後(~146mAg^-1)で>96%を維持する高度に安定した放電容量を示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リチウム二次電池 ,  *電解質 ,  *イオン液体 ,  イオン伝導 ,  充放電サイクル ,  電池容量 ,  安定性 ,  エレクトロスピニング ,  不織布 ,  フッ素樹脂 ,  共重合体
準シソーラス用語： ポリフッ化ビニリデン-ヘキサフルオロプロピレン ,  放電容量

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

物質索引 (2件)： 3-メチル-1-プロピル-1H-イミダゾール-3-イウム・ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン ,  1-ブチル-1-メチルピロリジニウム・ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミンアニオン

タイトルに関連する用語 (4件)： リチウム電池 ,  イミダゾリウム ,  イオン液体 ,  電解質