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J-GLOBAL ID：201002262692284396   整理番号：10A0776763

有機質粘土によるセシウムの保持への陽イオン界面活性剤のアルキル特性と頭基の影響

Effect of Alkyl Properties and Head Groups of Cationic Surfactants on Retention of Cesium by Organoclays

著者 (6件)： WANG Tsing-Hai (National Tsing Hua Univ., Hsinchu, TWN) ,  HSIEH Chi-Jung (National Tsing Hua Univ., Hsinchu, TWN) ,  LIN Shih-Min (National Tsing Hua Univ., Hsinchu, TWN) ,  WU Ding-Chiang (National Tsing Hua Univ., Hsinchu, TWN) ,  LI Ming-Hsu (National Central Univ., Jhongli, TWN) ,  TENG Shi-Ping (National Tsing Hua Univ., Hsinchu, TWN)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 44  号： 13  ページ： 5142-5147  発行年： 2010年07月01日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 陽イオン界面活性剤で改質した粘土ではアニオン性放射性核種の吸着性能は高いが,カチオン性放射性核種の保持は低下する。ベントナイトMX-80への各種第一/第四アルキルアンモニウム種の挿入によって合成した有機質粘土を用いて,カチオン性吸着能力の強化あるいは制限への界面活性物質の性質の影響をセシウム吸着試験によって調べた。構造および端吸着サイトによるセシウムの取込を考慮してMINEQL+ソフトウェアによって実験結果を解析した。第一アルキルアンモニウム界面活性剤を挿入したベントナイトが第四アルキルアンモニウム界面活性剤の挿入に比べて吸着容量が大きいことを示した。また,オクタデシル含有界面活性剤を挿入した試料の吸着速度が最も低く,それぞれの有機質粘土がアルキル鎖の配置が特徴的であることをXRDとFTIR分析で示した。

シソーラス用語： *セシウム ,  陽イオン界面活性剤 ,  有機質土 ,  保持 ,  アルキル基 ,  *吸着 ,  取込 ,  *ベントナイト ,  容量 ,  吸着速度 ,  重金属汚染 ,  土壌汚染
準シソーラス用語： アンモニウム塩 ,  吸着容量

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  土壌汚染  (FB04100T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 有機質 ,  粘土 ,  セシウム ,  陽イオン界面活性剤 ,  頭