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J-GLOBAL ID:201002262736985648   整理番号:10A0952924

スペインの冬穀物圃場から無作為採取したLolium rigidum Gaud.試料における4作用機構の除草剤に対する抵抗性の分布と頻度

Distribution and frequency of resistance to four herbicide modes of action in Lolium rigidum Gaud. accessions randomly collected in winter cereal fields in Spain
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資料名:
巻: 29  号: 11  ページ: 1248-1256  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: H0443A  ISSN: 0261-2194  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Lolium rigidum(ボウムギ)は,スペインの冬穀物にに対して最も広く分布して被害を及ぼしているイネ科雑草である。ボウムギが発生すると除草剤が頻繁に処理され,その結果,個体群に抵抗性が進化してきた。そこで,スペインのボウムギ個体群における選抜除草剤(グリホサートと,作物内防除で普通に使用されるクロルトルロン,ジクロホップメチル,クロルスルフロン)に対する抵抗性の程度と頻度を調べることを目的として研究を実施した。これらの除草剤に対する応答は,カスティーリャ・レオーン,カタルーニヤ,アンダルシーア地方の穀物作付地帯で無作為調査した123点の試料を用いて評価した。各試料及び除草剤について,生重と未傷害植物体頻度を計算した。地方水準としては,除草剤選択圧がより大きな集約栽培地帯であるカタルーニヤ地方で,抵抗性の発生を示した試料頻度がより高かった。重要なことは,この地帯では60%の試料がALS阻害除草剤であるクロルスルフロンに対してある程度の抵抗性を示したことである。カスティーリャ・レオーン地方では6.9%の試料からある程度のグリホサート抵抗性が見いだされ,この除草剤に対する抵抗性の初期的な問題の発生も示唆された。他の除草剤と地帯については,大多数の試料が感受性を保持していた。ボウムギ試料(標的場所対非標的場所の抵抗性)の除草剤抵抗性の発達に関する考えられる機構と,地帯間におけるそれらの変異について考察した。この研究は,除草剤,場所,抵抗性発達の可能性に基づく,生産者のための除草剤抵抗性管理計画の作成に利用することができる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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雑草による植物被害  ,  雑草に対する農薬 
物質索引 (4件):
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