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J-GLOBAL ID：201002262758743532   整理番号：10A0548697

フルフリル化オウシュウアカマツの処理レベルを予測するための近赤外分光法及び熱重量分析に基づくケモメトリックスモデルの開発

Development of chemometric models based on near infrared spectroscopy and thermogravimetric analysis for predicting the treatment level of furfurylated Scots pine

著者 (4件)： LANDE Stig (Norwegian Univ. Life Sci., As, NOR) ,  VAN RIEL Sander (Kebony ASA, Porsgrunn, NOR) ,  HOIBO Olav Albert (Norwegian Univ. Life Sci., As, NOR) ,  SCHNEIDER Marc Henry (Univ. New Brunswick, NB, CAN)
資料名： Wood Science and Technology  (Wood Science and Technology)
巻： 44  号： 2  ページ： 189-203  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： B0964A  ISSN： 0043-7719  CODEN： WOSTBE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 木材をフルフリルアルコールと反応させるフルフリル化による改質(ポリマの架橋による機械的性質及び耐久性の向上)は古くから行われている方法である。この場合の処理効果を支配するフルフリル化ポリマ(FAP)量を近赤外分光法(NIR)及び熱重量分析(TGA)データに基づいて予測するためのモデルについて検討した。工業的に製造されたフルフリル化オウシュウアカマツ材81試料をNIR及びTGA分析した。それらの測定値に基づいて構築したFAP予測モデルを他の34試料に適用し,化学分析値と比較した結果,両モデル共に高い予測精度を示した。モデルに含まれる主成分の数はNIR法の場合は2個,TGA法の場合は8個であった。主成分数の少なさに試料調製の容易さも含めてNIR法の方が好ましいといえる。

シソーラス用語： *改良木材 ,  *化学修飾 ,  架橋【高分子】 ,  改質 ,  機械的性質 ,  耐久性 ,  予測 ,  *近赤外分光分析 ,  *熱重量分析 ,  *予測モデル ,  主成分分析 ,  精度 ,  オウシュウアカマツ ,  マツ材 ,  ケモメトリックス ,  アルコール ,  酸素複素環化合物
準シソーラス用語： 効果予測 ,  予測精度

分類 (2件)： 改良木材  (FF05033J) ,  木材の性質・構造  (FF05020Z)

物質索引 (1件)： フルフリルアルコール

タイトルに関連する用語 (6件)： フリル ,  オウシュウアカマツ ,  予測 ,  近赤外分光法 ,  熱重量分析 ,  開発