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J-GLOBAL ID:201002262765221436   整理番号:10A0433918

薄膜中の自己組織化ポリ(L-グルタミン酸γ-ベンジル)-ポリジメチルシロキサン-ポリ(L-グルタミン酸γ-ベンジル)トリブロック共重合ペプチドから成る超分子構造

Supramolecular structures from self-assembled poly(γ-benzyl-l-glutamate)-polydimethylsiloxane-poly(γ-benzyl-l-glutamate) triblock copolypeptides in thin films
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資料名:
巻: 46  号:ページ: 891-899  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: B0690A  ISSN: 0014-3057  CODEN: EUPJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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中央ブロック(B)にソフトなポリジメチルシロキサン(PDMS)及び二つのポリペプチド系ブロック(A)のポリ(L-グルタミン酸γ-ベンジル)(PBLG)から成る薄膜中のA-B-Aトリブロック共重合体の自己組織化について記す。PBLGセグメントはβ-シート配座またはα-螺旋配座のその両方の離れた二つの二次配座の連鎖の長さに関連していることが分かった。ポリペプチドセグメントの二次配座と表面モルフォロジー間の直接の関係は原子間力顕微鏡で明らかした。20U以下の連鎖に関しては,ポリペプチドセグメントがβ-シート二次構造及び繊維内で自己組織化したトリブロック共重合体に優先的に結合することが分かった。加えて,繊維の太さはトリブロック共重合体の連鎖の長さと共に増大することが分かった。20以上の連鎖に関しては,α-螺旋構造が安定化し,ラメラがトリブロック共重合体の非対称の強い組成の代わってロッド-ロッド相互作用によって形成されることが分かった。しかし,膜厚さが25から8nmに減少すると,即ち,L/2以下になると,導入された親水性置換物にポリペプチドブロックが引き付けられて,ラメラモルフォロジーに代わって,ロッド状モルフォロジーが生成することが分かった。このようにして,特殊な二次構造を持ったポリペプチドを含むハイブリッドブロック共重合体を用いることで,従来の非晶質ブロック共重合体に比べて薄膜中で自己組織化を制御できる新しい代替物を得られることが分かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体の構造と形態学  ,  共重合 

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