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J-GLOBAL ID:201002262766958262   整理番号:10A0965098

生後甲状腺成長における性差は男性ホルモンおよびエストロゲン受容体の特異的発現パターンと関連するのか?

Is gender difference in postnatal thyroid growth associated with specific expression patterns of androgen and estrogen receptors?
著者 (8件):
資料名:
巻: 75  号: 13-14  ページ: 1058-1066  発行年: 2010年12月12日 
JST資料番号: C0103B  ISSN: 0039-128X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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性ステロイドバイオアベイラビリティにおける変化は新生児ラットの甲状腺の成長における性差と関連している。本研究では,リガンド結合アッセイによりアンドロゲン受容体(AR)およびエストロゲン受容体(ER)濃度を分析し,新生児ラット甲状腺におけるそれらの遺伝子発現を分析した。AR濃度は雄では生後10日以後から上昇したままであったのに対し,雌では生後20日で低下した。AR mRNAおよび蛋白質発現は雌より雄の方が高く,生後10日で増加し,生後15日後に減少し,生後20日で最低点に達した。ER濃度は生後10日で増加し,その後両性で低下した。ERα mRNA発現は両性で生後15日で減少した;ERβ mRNAは生後15日で減少し,雄では生後20日で最低点に達し,雌では生後10日で増加し,生後15日でピークに達し,生後20日で減少した。ERα蛋白質発現は両性で生後10日で増加し,生後20日まで上昇したままであった。ERβ蛋白質発現は雄では生後10日まで増加し,生後20日で減少し,生後15日まで変化がないままであり,雌で減少した。両性のin vitro甲状腺細胞ではテストステロンは[3H]-チミジン取込とIGF1およびNIS遺伝子発現を促進し,エストラジオールは雌でそれらを促進したが,雄では促進しなかった。男性ホルモンはどちらの性でもAR,IGF1およびNISの発現増強により甲状腺細胞の増加および分化に影響を及ぼすのに対し,エストロゲンはERの発現レベルを超えて性差を与えると結論した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
性ホルモン  ,  発生と分化  ,  内分泌系の生理と解剖学  ,  細胞膜の受容体 

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