文献
J-GLOBAL ID:201002262802782931   整理番号:10A0339336

2次電池用のリチウム固体電解質(LiI)x(LiPO3)1-xに関する最近の研究

Recent Studies on Lithium Solid Electrolytes (LiI)x(LiPO3)1-x for Secondary Battery
著者 (7件):
資料名:
巻: 79  号: Supplement A  ページ: 54-58  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
最近,ガラス材料に基づく新しい固体電解質を発見する要求が,固体の充電可能な電池にそれらが応用できるため増している。超イオン導電性ガラスは結晶性,あるいは複合体電解質に比べて,調製,低い融点,結晶粒界がない,広い組成領域,及び薄膜として形成できる容易性など多数の利点がある。超イオンガラスの中で,リン酸銀ガラス(AgI)x(AgPO3)1-x及びリン酸リチウムガラス(LiI)x(LiPO3)1-x族は研究されている最も興味ある材料である。多数の実験が行われて,これら材料の特性が研究されている。本論文では,リチウムガラス(LiI)x(LiPO3)1-xの調製,外見,構造,電気及び熱特性など最近の結果を概説する。X線データはx=0.4で析出が起こることを示す。これは(LiI)x(LiPO3)1-xの溶解度限界がこの組成で達することを示す。LiPO3と(LiI)0.3(LiPO3)1-xをRamanスペクトル分析の結果で比較すると,1000cm-1付近に新しい構造があると考えられる。これはLiI化合物が存在することがが原因となって非橋架け酸素が脱重合することを示す。(LiI)x(LiPO3)1-xのx=0.3とx=0.4の室温伝導率は各々0.4,2.7×10-6,8.8×10-7S/cmであり,これらはアンドープガラスLiPO3よりも3桁高い値である。一般に,銀ガラスはリチウムガラスより良好なイオン伝導率を持つが,応用ではリチウム電池の方が良好な性能と高い電圧が生じる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の非晶質の構造  ,  無機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る