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J-GLOBAL ID：201002262806272466   整理番号：10A0529931

eラーニング環境のデザインと実践運用-コンテンツ作成-持続可能性を意識したeラーニング教材の整備と運用

著者 (5件)： 山川広人 (千歳科技大 大学院光科学研究科) ,  立野仁 (千歳科技大) ,  川西雪也 (千歳科技大 総合光科学) ,  吉田淳一 (千歳科技大 大学院光科学研究科) ,  小松川浩 (千歳科技大 大学院光科学研究科)
資料名： 教育システム情報学会誌  (Transactions of Japanese Society for Information and Systems in Education)
巻： 27  号： 1  ページ： 128-136  発行年： 2010年03月31日 
JST資料番号： L2602A  ISSN： 1341-4135  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 千歳科学大学では,eラーニングサービスで極めて重要な課題となる教材コンテンツの整備と運用に取り組んでいる。本稿では,まず,eラーニングシステムの概要と運用体制について概説し,教材コンテンツ開発プロセスとしての教職員と学生が参画するコンテンツ作成体制,教育内容を保証するコンテンツ原稿の作成及びテンプレートベースの効率的なコンテンツ開発を具体的な事例で紹介した。さらに,実践的な情報プロジェクト教育と連携し,学生を中心としたノウハウの継承と,持続的に開発・保守が持続可能なコンテンツ開発体制について述べ,その有効性を検証した結果,1)インセンティブの高い学生による開発体制が持続的に可能,2)実質的に毎年約2000コンテンツを上回る作成・修正が行える,ことが分かった。

シソーラス用語： eラーニング ,  *教材 ,  UML【モデリング言語】 ,  ライブラリ【計算機】 ,  オブジェクト指向設計 ,  *マルチメディア ,  オーサリングシステム
準シソーラス用語： *e-Learning教材 ,  学習コンテンツ ,  *コンテンツ制作 ,  テンプレート【型】 ,  マルチメディアコンテンツ ,  *教材開発 ,  オーサリングツール

分類 (2件)： CAI  (JE09000G) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (8件)：

• (1) 小松川浩:“理工系の知識共有に向けたe-learningの実証研究”,メディア教育研究,Vol. 1,No. 2,pp. 11-21(2005)
• (2) 川西雪也,林 康弘,高岡詠子,碓井広義,山川広人,小松川浩:“学部教育プログラムでのe-Learning活用に基づく教育デザインの実証研究”,メディア教育研究,Vol. 5,No. 1,pp. 87-95(2008)
• (3) Sclater, N.: “From Paper-based to Online Learning: Transforming the Open University UK”, NIME INTERNATIONAL SYMPOSIUM 2008, pp. 39-67 (2008)
• (4) 独立行政法人メディア教育開発センター:“eラーニングなどのICTを活用した教育に関する調査報告書(2008年度)”,独立行政法人メディア教育開発センター(2009)
• (5) 鈴木恒雄,井町智彦,笠原禎也,佐藤正英,車古正樹,高田良宏,松本豊司,森 祥寛,堀井祐介:“教材開発とe-Learningの学内普及へ向けての取り組み”,メディア教育研究,Vol. 2,No. 2,pp. 11-17(2006)

タイトルに関連する用語 (9件)： eラーニング ,  環境 ,  デザイン ,  運用 ,  コンテンツ ,  持続可能性 ,  意識 ,  eラーニング教材 ,  整備