抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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長野県茅野市の金沢山国有林1408林班に小班では漸伐作業に近い施業がなされてきた。下層にはすでに多数のヒノキ更新木が生育しており,漸伐では後伐の段階に対応する。そこで当林班の4つのプロットの毎木・更新木・光量子調査をおこない,本施業地における今後の保育について考察した。ヒノキ更新木は樹高100cm以上となっているものが多くなっており,部分的にはかなり過密な状態となっていた。一方で更新木のない部分もあり,過密部分の選抜・整理を兼ねた移植が必要と考えられた。上木は材としての品質が低下する傾向にあり,更新木の移植と合わせれば次の伐採を終伐とすることも考慮すべきであると考えられた。(著者抄録)