抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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バウンスメール解析システム「BounceHammer(バウンスハマー)」を,その役割や特徴,導入方法,構成事例を中心に紹介した。バウンスメールとは,配信したメールや配信しようとしたメールが,何らかのエラーによって送信者に差し戻されたメールのことである。ここでは,まず,バウンスメールを放置することによって生じる不都合(遅延の発生,携帯電話宛における遅延/受信ブロック,有効なメールアドレスの把握が困難)について述べた。その上で,バウンスメールを確実に処理するべきというコンセプトに基づいたBounceHammerの特徴として,ネットワークへの追加が容易,オープンソースのMTAに対応,エラー理由が正確に分かる,読みにくいバウンスメールの構造化,Webブラウザベースの管理画面,HTTPベースのAPIについて述べた。続いて,BounceHammerの構築と設定及び使用方法について説明し,今後の課題を示唆した。