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J-GLOBAL ID:201002262847912879   整理番号:10A0977592

日本語の文章処理におけるWh-句と述語の統合

Integration of Wh-Phrases and Predicates in Japanese Sentence Processing
著者 (2件):
資料名:
巻: 110  号: 163(TL2010 11-29)  ページ: 99-104  発行年: 2010年07月29日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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日本語のように主要部後置型言語では,述語においては多くの統合プロセスが必要であり,文法的に従属関係にある言葉間の距離は統合への記憶の負荷を増大させると考えられる。しかし,先行研究の中には,そのような距離/位置効果を見損なっているものもある。例えば,Nakatani & Gibson(2010)は,通常の項-述語統合に対する距離効果に全く気付いておらず,従って,Nakatani(2009)は,距離効果は統合のタイプによって変化することを示唆しつつ,否定極性項目と否定動詞の統合への距離効果を報告した。現研究では,Wh-句と述語/Q-不変化詞の距離効果について検証し,その効果と関連する依存性のタイプの間のきめの細かい相互作用について考察した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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自然語処理 
引用文献 (24件):
  • YNGVE, V. H. A model and a hypothesis for language structure. Proceedings of the American Philosophical Society. 1960, 104, 444-466
  • CHOMSKY, N. Introduction to the formal analysis of natural languages. Handbook of mathematical psychology. 1963, 2, 269-321
  • KING, J. Individual differences in syntactic processing : The role of working memory. Journal of Memory and Language. 1991, 30, 580-602
  • GIBSON, E. Linguistic complexity : Locality of syntactic dependencies. Cognition. 1998, 68, 1-76
  • GIBSON, E. The dependency locality theory : A distance-based theory of linguistic complexity. Image, language, brain. 2000, 95-126
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