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J-GLOBAL ID:201002262928579090   整理番号:10A0926680

植物は機能性トリプトファンシンターゼベータ蛋白質の2つの個別クラスを含む

Plants contain two distinct classes of functional tryptophan synthase beta proteins
著者 (4件):
資料名:
巻: 71  号: 14-15  ページ: 1667-1672  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トリプトファンシンターゼβサブユニット(TSB)は,トリプトファン生合成の最終段階,即ちトリプトファンを生じるインドールとセリン縮合を触媒する。微生物では,TBSの2つのサブファミリー(ここでは1型,2型と呼称)が知られており,その関係は遠い関係に過ぎない。驚くことに,両型をコードする遺伝子が,分析された多細胞植物全ゲノムに存在する。1型酵素はトリプトファンシンターゼ複合体成分として確証されているが,植物の2型酵素はまだ特性化されていない。Arabidopsis thalianaのTSB遺伝子の組織特異発現を分析した。AtTSB1は栄養組織に優先的に発現するイソ型であったが,AtTSB1とAtTSB2は種子で同じ転写産物量に達していた。AtTSB2蛋白質を大腸菌に発現させて,精製した。それはインドールとセリンをトリプトファンに転換して,インドールに対するKm値は明らかに低い約74nMであった。Attsb2型T-DNA挿入変異体は野生型表現型からの明白な逸脱を示さず,AtTSB2機能が標準的成長条件下では不可欠なものではないことを示した。単子葉植物酵素の例として,トウモロコシTSB2型を分析した結果,各種組織で転写されていることが分かった。ZmTSB2型も触媒活性であり,インドールに対する測定Km値は約7μMであった。これらのデータは,植物で発現しているTSB2型酵素は一般的に機能性であることを示した。それらの潜在的な生物学的役割について考察した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  植物の生化学 
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